りんごジュースの不思議な話


 現在販売中のりんごジュース「ジョナゴールド味(以下、ジョナ味)」は、例年酸味の強さが特徴なのですが、今年は例年以上に酸っぱいなぁという印象でした。

 自分的には、この味はお客さんに受け入れてもらえないのではないか?と心配していたのですが、もともとジョナゴールド味を注文するのは酸っぱいりんごが好きという方が多いからか、むしろツボにはまっているようで、大変好評です。
(何名かの方からは、わざわざ「おいしい!」という報告メールまでいただきましたm(_ _)m )


 ところがこのジョナ味ジュース、全く同じりんごを搾ったはずなのに、最近搾ったものは酸味が抑えられ、ずいぶん飲みやすくなってしまったと園主からの報告がありました。

 りんごの保存期間中に、酸味君(イメージ:自己主張の強い高校生的な感じ)がどこかへ行ってしまったようです。それとも、時間の経過がジョナ特有の酸味君を丸くしてしまったか。

 全国の尖ったジョナ味ジュースファンの方には申し訳ないのですが、今後販売するジョナ味ジュースは、酸味はまだ残っているものの、かなり飲みやすくなっていますので、ご了承ください。


 それにしても、りんごジュースの味を表現するのは難しいです。

 品種により味は異なるというだけでなく、りんごの収穫のタイミング、その後の保管期間、ブレンド比率などのさまざまな変数が絡まって、想定する味のとおりにならないことがよくあるようです。

 搾って瓶詰めしたジュースですら、時間が経つと味が変化することがあります(概ねまろやかに、飲みやすくなるようなので、良いことかもしれませんが)。

 時間の経過で味が変わるというのは、なんだかワインみたいですね。

 とはいえ、10年も20年も寝かして飲もうものならきっとお腹を壊してまうと思いますので、どうかお控えください(そんなチャレンジャーはいないでしょうが・・・)。


 ※ 一応、賞味期限は半年ということで設定しています。冷暗室に保管すれば、1年くらいは大丈夫のようですが。
091123岩木山
夕闇の岩木山に包まれて、荒くれ者の酸味君は丸くなっちゃったのかもしれません。

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