年末年始は生まれてこの方ずっと青森の実家で過ごしていましたが、今年は家族も一緒ということで、思い切ってインドで過ごしてみることにしました。
行き先は、嫁さんが興味を持っていて、かつ自分も偶然行きたいなと思っていたケララにしました。ケララはインド南西部にあり、God’s Own Country(神に抱かれる国)と呼ばれ、緑と水が豊か、気候が温暖、人々も穏やかと、南国の楽園と呼ばれています。
思い返せば数ヶ月前、下のポスターを見て「インドにこんな楽しげなところがあるのか」とワクワク感が止まりませんでした。特に、アジアのベニスとも呼ばれるアレッピーという地域では、house boatに宿泊しながらクルージングできるということで、楽しみにしていましたし、子供も「何それー」と食いついてくれていました。

ところでこのhouse boatですが、ネットで色々調べてみると当たり外れがあるようで、「本当に最高の経験だった!ファンタスティック!」というレビューから、「現地に行ったら船着き場には公園の池にあるような普通の鉄製ボートが置いてあるだけでしかも担当と連絡がつかない、◎◎(人の名前)覚えてろ!」という怒りに満ちたレビューまで様々で、素人が手を出すと火傷するのではないのでは・・・と不安がよぎります。
ですが・・・、web上で見つかるたくさんの美しい写真、楽しそうな写真を見て、やはり挑戦無しに楽園にはたどり着くことはできないな、と。ということでネットで調べまくり、レビューの内容や星の数(笑)を参考に、こちらの業者にお願いをしました。
しかし、一筋縄ではいかないのが毎度のことでして・・・。
今回は先方の提案もあり、この業者に道中の車の手配やhouse boat以外のホテルの手配もお願いしました。が、1週間前になっても行程が確定せず、電話をするも「ごめんごめん、メール見落としてた、2日以内に完了します」という話で、2日どころか3日後になっても予想どおり連絡が来ないので督促をして、最終的には飛行機に乗り込む直前になっても実は予定が確定していないという状況に。
空港で改めて電話をし、【私】「もう飛行機に乗るんだけど」【業者】「準備は全部出来ているからこっちにきても大丈夫」という感じではあるものの、じゃなんで予め連絡してこないんだとちょっと嫌な予感。
不安になった私は、業者からメールで連絡先を教えてもらっていた旅の間のドライバーに念のため電話をしてみると、【私】「これから飛行機に乗るけど準備OKか?」【ドライバー】「oh sir, 友達が急遽遊びにくることになったから行けない」【私】「わかったわかった、遊んでいいから別のドライバーを頼む」【ドライバー】「もちろんだ」という感じで、前段の業者の「準備は全部出来ている」が全く信用できない状況に・・・。
不安そうな嫁さんを見つつ、「これがインドだぜ!」と余裕を見せつけてみたものの、「実は外れの業者を引いてしまったんだろうか」と、内心はドキドキ。
お互い不安が消えないものの、最終的には「ま、どこかホテルがあるだろうし、何とかなるよね」と、飛行機に搭乗。いやー、我々もずいぶんインドに馴染んだものです(つづく)
「わかったわかった、遊んでいいから別のドライバーを頼む」という切り返し、とっても参考になります。
続きが楽しみ!
itaniさん、恐縮です。こっちにきてから、あきらめが早くなりました。また、どんなドライバーを頼んでも結局大して変わらないことが多いのです。。。