この木なんの木インド政府の木

道路から木が生えても放置

道路から木が生えても放置

デリー市内を車で移動していると、交通渋滞でなかなか目的地にたどり着けないということがよくあります。
普段は車で15分くらいの距離なのに、全く車が動かなくて2時間かかるということもあります。

日本では、遅くとも10分前には会議の会場に到着するようにしていましたが、ここではそういった見積もりが全くの無駄に終わることが多いです。とは言え、待ち合わせ時間に間に合わないということはお互いよくあることなので、普段待たされることが多い分、遅刻をしても気楽です。本当に気楽に考えて良いのかという疑問もありますが、いちいち受け止めていたら(日本人は)この国ではやっていけないという気もします。こういう思考回路になっている自分は、日本に帰ったらリハビリが大変だろうなぁと我ながら思います。

交通渋滞の原因としては、車の数が多い、交通ルールを守らない(空きスペースがあれば我先にと貪欲に滑り込んでデットロック)、違法駐車が多い、よく車が故障して立ち往生している等々、色々あるように思います。みんなが車線を無視して走るので、三車線の中に六車線分車が並んで走っていたりします。

最近道路を観察していて気づいたことなのですが、冒頭の写真のように、道路の車線上に木がニョキッと生えていて、これが車の流れを遮っています。カーブを曲がったら道路上に木が生えている という、ビックリな出来事もあったりします。

何で道路を作るときに木を切らないの?とインドの人に聞いたら、個人で植えた木は別ですが、道路沿いや公園の木はインド政府が所有しており(何と全部の木にペンキで管理番号が書かれています!)、木を切るには政府の許可が必要なのだそうです。そのため、道路を作る過程で許可がおりない場合は、その木のまわりだけ道路ということにして工事を進めることになります。

そもそも何故木を切る許可を与えないのかというと、デリーは大気汚染が酷いため、木を切りすぎると空気が悪くなる(NPOとかが政府に訴えているようです)ということで、市内にある木の量を調整しているようです。どのくらいデリー市内の木を残すかについて、高等裁判所では議論が行われているそうです。

でも、写真をみると分かるとおり、枝とかはすっかり払われていて、こんな木で環境対策になるのか、ちょっと疑問です。
インドの人曰く、枝が道路でバサバサしていると邪魔だし、木が死んでなければ枝は切っても良いのだそうで・・・。ほんまかいな。


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