モディ新政権に打撃を与えるかもと言われているモンスーン到来の遅れ

暑い!

昨夜は夜8時頃でもまだ気温40度。
日中仕事で外出したときは、47度と表示されていて、目眩がしました。
とは言え、最近の暑さは、湿度を伴わないのが救い。カラッとしているので、まだ耐えられます。
6月後半になり、モンスーンの影響で雨が降り始めると、暑くてかつじめっとするそうな。恐ろしい・・・。でも雨が降ることで、気温も少しは下がるのだそうです。

インド気象局(IMD)によると、今年はモンスーン降雨の到来が遅れているそうです。
モンスーン降雨は、インドの南側から始まって徐々に北上してくるようですが(梅雨前線みたいですね)、例年であればスリランカでそろそろ降雨が始まる時期であるものの、未だスリランカから離れた海上でとどまっているようです。

また、今年はモンスーン降雨量そのものも、エルニーニョ現象の影響を受けて例年を下回ると予想されているようです。
これは、未だ農業用灌漑設備の発達が遅れているインド農業にとっては非常に深刻な予想です。
加えて、インドは北部を中心に多数の水力発電があるのですが、雨が少ないと発電量が減少し→グリッドが不安定になるので停電回数が上昇し→電気が来ないから自前で発電しようとディーゼル自家発電を多用し→不経済(ディーゼルコストは高いので)かつ環境への悪影響につながるという悪循環が起こります。昨年は降雨量が多かったので停電が多く本当に助かったと、多くの日系企業の方達が言ってます。

こんな感じでモンスーンはインドの経済と密接に関連していて、先日経済成長の回復を目標に掲げるナレンドラ・モディ(Narendra Damodardas Modi)新首相が国内国外からの大きな期待を受けて誕生しましたが、新政権にとって経済に悪影響を及ぼすモンスーン期の雨不足は、頭の痛い問題になるのではと報じられています。

大きな期待を背負ってスタートしたモディ新政権、経済の面でこの悪天候が足を引っ張らないことを願います。


そうそう、先日ヒマラヤに向かって旅をしていた道中、ヒマーチャルプラデッシュ(Himachal Pradesh)州のナルカンダ(Narkanda)というところでりんご農家の人に会い、おいしい100%生しぼりりんごジュースをご馳走になったのですが(やっぱりジュースは果汁100%ですな!)、今回のニュースを聞いて、「(りんごの花の状態が良いので)今年も美味しいリンゴが収穫できそうだ」と言ってた農家のおっちゃん、大丈夫かなぁと何となく顔を思い出してしまいました。

ヒマラヤをバックにりんごの花を撮影@ナルカンダ(Narkanda)
ヒマラヤをバックにりんごの花を撮影@ナルカンダ(Narkanda)

それと、ヒマラヤへ行くまでの道中、たくさんの水力発電をみました。Jaypee Group(日本でいう財閥系企業みたいなもの)がたくさん投資をして発電用のダムを造っています。北部へ行けば行くほど文明が感じられない自然豊かな景色に変わっていくのかなと思っていたのですが、実際はたくさんのダムがあり、そのまわりには集落があり、あとは北部にはたくさんの軍事施設がありと、ちょっと予想と違ってました。

JAYPEE GROUPが進めるプロジェクトで作られた1000MWクラスのダム
JAYPEE GROUPが進めるプロジェクトで作られた1000MWクラスのダム

※ちなみにwikiさんによると、インドではモンスーンという言葉は、季節風ではなく「雨期」そのものを指すそうな。確かに新聞とかもそんな感じがしました。

 


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